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ヴィンテージファームブログ 〜ぶどう畑の四季〜

ワイン特区・山梨県北杜市のヴィンテージファーム生産者ブログです。日々移り変わる畑の様子、農場長の熱い想いなどをお伝えします。

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Author:ヴィンテージファーム
山梨県北杜市でワイン用ぶどうを栽培しています。
日照時間日本一・ワイン特区北杜市で生産されるワインのオーナー様募集中です!

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2012.05
09
Category : ファームレポ
 ブドウ畑のブドウ樹たちは順調に生育し、日毎に展葉枚数が増しています。
 
 sc5-5




5月9日(水)      曇りのち雨/


 今、ブドウ畑では見ごろを迎えた花が咲いています。 

昨年苗を植えた芝桜が2年目の今年、開花しピンクと白の花を咲かせました。
 シバザクラ5-5



                                          クレムソンクロバー5-9 
クレムソンクローバーは赤い花を咲かせ、ミツバチが訪花し、蜜を集めています。 
 ミツバチ5-5
クレムソンクローバーの開花期間は1ヵ月程です。


野草では野イチゴとタンポポが黄色い花を咲かせています。

 野イチゴ野イチゴ


日本在来種のタンポポと外来種のセイヨウタンポポの2種類を見ることが出来ます。
 タンポポ在来種在来種

                        セイヨウタンポポセイヨウタンポポ



 
 ブドウの生育状況
 新梢の生育は加速し、花芽がはっきりと確認できるようになりました。

シャルドネ 
 ch5-35月3日

 ch5-65月6日

 ch5-95月9日


メルロー
 me5-35月3日

 me5-55月5日

me5-6 花芽
                                 5月6日   花芽                 

 
me5-95月9日

 いよいよ、今シーズンの最初の新梢管理作業の“芽かき”が始まります。
これから約3ヵ月間、ブドウの生育とファームスタッフの作業能力との競争です。
畑から離れることのできないシーズンの始まりです。
2012.05
01
Category : ファームレポ
 今日は立春から数えて88日目、八十八夜です。
八十八夜は茶摘みが始まるので有名ですが、
ここ北杜市でも田植えの準備が始まったり、
農作業において一つの節目です。
遅霜が降りるのもこの頃までといわれていますが、
当地は高冷地、まだ安心するわけには行きません。
 
 ブドウの芽吹きが始まったこの時、
冬の間、ブドウとともに休眠していたこのブログを今日から再開いたします。
楽しみにして頂いていた方々にはご迷惑をお掛け致しました。



5月1日(火)       晴れのち曇り/

 この冬は低温注意報が度々出るなど寒さが厳しく、
春先になっても、昨年に比べてブドウの生育は遅れていました。
しかし、八十八夜を迎えたこの頃、気温が上昇し
徐々に遅れを取り戻してきました。


 
 現在のブドウの状況

 ブドウは萌芽期から展葉期に入りました。

  メルローの萌芽
萌芽4-16 4月16日

 萌芽4-224月22日

 萌芽4-264月26日

 萌芽4-304月30日
 mer4-30

萌芽5-15月1日

 冬の間、小さく硬かった芽は高冷地の遅い春の気温の上昇とともに、
膨らみ始めて萌芽期に入って綿帽子を被った様になり、
大きく膨らんだ芽が割れて展葉期に入りました。
  

 

 早生品種のシャルドネはメルローより生育は早く、写真のような状況です。

 ch5-1Ch5-1


 ブドウの生育が始まると雑草も伸び始め、この数日は今シーズン、最初の草刈り作業を行っているところです。

  モア



 2月中旬から4月中旬のブドウ畑の状況

 mer--2月中旬頃には剪定が終わりました。


 剪定が終わった後、垣根施設の枝を誘引していた針金に巻き付いている巻きひげを除去します。
 巻ひげ-1 巻ひげ-2

 とても面倒な仕事ですが、この巻きひげの組織の中で病気の菌が越冬し、春から梅雨の時期に病原菌にとって繁殖するのに好条件が揃うとブドウの葉や枝、花や実に病気が発生しやすくなります。
畑を健全に保つためには大切な作業です。

 

 3月後半、早春の気温の高い日には地温が上昇します。
地温の上昇すると寒い冬の間、休眠していた根が動き始めます。
暖かい日には根が活動し、根から水を揚げて、
枝の切り口から樹液が滴り落ちるようになります。

  揚水


 ブドウ樹の水揚げが始まると、硬かった枝が柔らかくなります。
この時期に、剪定作業で残した今年の種枝となる結果母枝を針金に誘引し固定する主枝誘引作業を始めます。
時期が早すぎると枝を曲げた時に、折れるので注意が必要です。

  主枝誘引


 主枝誘引作業が終わったら、昨シーズン中に出来なかった畑や垣根施設の
整備をして春の芽吹きを待ちます。



  シェンブルガーとシバザクラ

 春になって、ブドウ樹や雑草が活動を始めると忙しくなります。
ブドウの新梢が勢い良く伸び、新梢誘引作業や草刈りに追いかけられ、
病気や虫の発生に神経を使う日が間もなくやってきます。

2012.02
13
Category : ファームレポ
2月13日(月)       晴れのち雪/


今朝、八ヶ岳連峰には笠雲が掛かっていました。
天気が下り坂の印です。
                         八ヶ岳笠雲




   道路舗装 2月10日

ヴィンテージファームのブドウ畑、および都市地域交流施設までの進入路が未舗装で、
ワインオーナー様や見学等でお越しの皆様にご迷惑を掛けてきましたが、
道路舗装工事が10日と11日の両日で終了致しました。




2月中旬になり、ブドウ樹の冬季休眠状態は、
自発的休眠期から他発的休眠期へと移行する時期になりました。

    条件さえ整えば、生育が始まるということです。
   気温や地温等の外的要因で、引き続き春先まで休眠状態は続きます。




ブドウの管理作業は、富士の雫カベルネ・ソーヴィニヨンの剪定が終わり、
メルローの剪定に入りました。


cs剪定カベルネ・ソーヴィニヨンの剪定

カベルネ・ソーヴィニヨン、この品種は枝が大変硬く数多くの枝を剪定鋏で切るのは疲れます。
それに加え、ファームのカベルネは枝がとても良く充実しおり、特別に硬いように思いました。
硬くて剪定は大変でしたが、昨年以上に多くの良いブドウが収穫できる期待を持たせてくれました。
秋の収穫が楽しみです。



午後3時半を過ぎる頃、予報通り雪が舞い始めました。
2012.02
06
Category : ファームレポ
2月4日の立春から暦の上では春に入り、
暦どおりに多少、日中の寒さが和らぎました。
しかし、まだ夕方から朝にかけて低温注意報が出る厳しい寒さが続いています。



2月6日(月)     曇りのち雨/


畑の管理作業は、先週末から2号園のオリジナル品種富士の雫の剪定に入りました。

剪定02-02-1

剪定2-2-2
畑も場所によってはまだ雪が解けずに残っている所もあり、
朝夕の気温が低い時間帯は少々辛い思いをしながらの作業です。



この時期、昆虫好きの私にとって剪定作業をしながらの楽しみがあります。

モズの早贄を見つけることです。
 
昨年は早贄になったカエルを見つけましたが、
早贄-1今年はこのバッタです。

早贄-2

小指くらいの大きさの立派なバッタがブドウの枝に刺さっていました。


モズという鳥には捕獲した獲物を木の枝や先の尖たものに串刺しにする習性があります。
これを「モズの早贄」と言います。

私は以前、別の所で冬の剪定作業の時に、ブドウの巻きひげの先に刺さった早贄をよく見かけました。
早贄になる小動物はトカゲ等の爬虫類、カエル等の両生類、バッタ・コウロギ等の昆虫類、その他にミミズやムカデ等で実際に見たことがあります。

モズのこの習性については未だよく分かっていないようですが、
獲物を枝に刺して固定して食べる、
食べている時に天敵が来て逃げて食べ残した、
冬場の餌として残している、
自分の縄張りを示している、
等の説があります。
しかし、早贄を後に、摂食することは、殆んどないということです。


今回のブログ、虫嫌いの方々には申し訳ございませんでした。
2012.01
26
Category : ファームレポ
1月26日(木)      晴れ


太陽が顔を出すと、畑に降り積もった雪はかなり解けてきました。
  雪シェンブルガー

しかし、低温注意報が出る厳しい寒さが続いています。

一昨日の早朝は空気が澄み、
ブドウ畑の向うに南アルプスを望むことができました。

4号園の雪
                               南アルプス



また、八ヶ岳は朝日に焼けた美しい姿を見せてくれていました。
朝焼けの八ヶ岳


昨日から、剪定作業を再開しました。

4号園のオリジナル品種の天恵の雫です。
品種によって、枝の硬さに差があり、
天恵の雫はシャルドネやシェンブルガーより柔らかく、
剪定鋏を入れるのが少し楽です。


これに比べてカベルネ・ソーヴィニヨンは硬く、
その昔の慣れない頃、作業の後半になると右手の握力がなくなり、
左手に鋏を持ち替えて剪定をしたこともありました。



雪の中の剪定

作業中、ファームのスタッフからは
「足が冷たい」 「手が冷たい」
の声が聞こえました。


雪の上で仕事をしているのですから当然です。