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ヴィンテージファームブログ ~ぶどう畑の四季~

ワイン特区・山梨県北杜市のヴィンテージファーム生産者ブログです。日々移り変わる畑の様子、農場長の熱い想いなどをお伝えします。

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Author:ヴィンテージファーム
山梨県北杜市でワイン用ぶどうを栽培しています。
日照時間日本一・ワイン特区北杜市で生産されるワインのオーナー様募集中です!

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2011.12
21
Category : ファームレポ
一段と冷え込みがきつくなりましたね!!

陽が射しているのに、なんだか温まりづらい今日この頃です。

ファームは風もなく穏やかな気候。
でも、もう手袋をしないと何にも出来なくなってきました。


12月21日(水)       晴れ


AM9時40分。
ちょっと遅めのファーム到着。

トッシーが電柵を開けて待っていてくれました。


「早速やりますか。」

「お願いします!!」


今日は待ちに待った剪定。

昨年のこの時期に、来年の剪定からが本番だから大変ですよ。

と、トッシーに言われ続けていました。

だからこそ、その難しさを早く体験したくて
この日を楽しみにしていました!!

確かに、去年の状況とは枝の成長具合が、明らかに違います。
1・3剪定作業⑦
昨年は枝があんまり伸びていません。

23年の枝②
今年は一番上の針金までしかっり伸びています。

「剪定は来年、そして再来年のことを考えてやらなければいけません」

「はい。」

もたもた作業をするわけにはいかないので
どの枝を残せばいいのかを、瞬時に判断するのだそうです。


気を付ける点は
 ①低すぎず高すぎない場所の枝を選ぶ 
 
 ②良い枝を選ぶ→虫食いや、枯れていないか、
         しっかり登熟しているか、芽は膨らんでいるか
 
 ③あまり状態が良くなさそうなら予備枝を残すこと



「今回はシャルドネの剪定をします」

最初の見本はこの樹。
剪定⑤

この枝の中で来年、主枝(結果母枝)にする予定の枝を決めます。

上の写真で見ると、針金の高さを基準として考えるので
ちょうど良い高さで、枝がしっかりしているのは上の2本になります。


剪定⑥
決めたら残す予定の長さより1芽か2芽長く残して切り落とします

そしてこのあとがポイント!

剪定⑦
鋏を入れ始めている①の枝と右の②の枝を2芽残して切り落とします。

剪定⑨
2芽残すには大切な理由があります。
★来年、主枝になる予定の枝が針金に近く、翌年、翌々年のことまで考えると
 この位置では、芽の出る位置がどんどん高くなってしまうからこれよりも下の位置に
 芽を残しておく必要がある


この時、さらに下にある枝は、低すぎるので必要がなくなります。
剪定⑩
写真の①の枝は芽を残さずに根元から切ります。

素人の私は、不安がいっぱいなのでたくさんの芽を残しておきたくなってしまいますが
そうすると来年の春の芽かきが大変になってしまいます。
また、伸ばしたい枝に行くはずの養分が分散してしまい、生長に影響もしてきます。

トッシーのレクチャーはさらに続きます!!

さらにこの樹を見てください。
剪定⑪
これは、1番上の枝はしっかりしていて、芽の膨らみも良いのですが
ちょっと位置が高すぎます。


この場合は下の位置の2本を残します(この2本も、しっかりした枝です)
剪定

そして上にある枝を切り落とします。ここにも訳があります。
 ★植物は、一番先端にある芽の生長が旺盛になる傾向があります。
  ですから、下の2本をしっかり成長させるためには、 
  それより上に、芽を残してはいけません


なぜ剪定をするかというと
 ①樹形の維持

 ②収穫量の調整

 ③病斑のある枝を落とし、畑を健全に保つ

 
だと言うことです。


そして私もさっそく作業開始。

そんなに簡単に、枝を選べなくて時間がかかってしまいます。
剪定④
左側の来年の枝を残すと、右側の枝達は、どんなに立派でもこの枝は用無しです。

剪定③
これが太くてなかなか切れない。
両手で力を入れてやっと切れました。


黙々と作業を続けます。


なかなか見極めがむずかしくて
いちいちトッシーを頼ってしまいます。

もっともっと経験値を積んで
しっかり剪定が出来るように頑張ります!!


「お昼の前に、2号畑を見てみましょうか」


ということで、メルローの方に歩いていきます。

やっぱりメルローって凄い。
メルロー②

シャルドネを見ていた後だからいつもより立派に見えます。

「こっちの剪定の方が、きっとやりやすいですよ!!」

「そうですか?枝がみんなしっかりしているから迷いそう・・」

「残す枝がハッキリしてますから、見極めやすいですよ

メルローの剪定も楽しみです!!


そのあとカベルネの畑の前でトッシーが立ち止り

「この列は、途中からメルローが植えてあります。」

      
!?

「さて、どこからがメルローでしょうか?」

いきなりのクイズ!!

でも実は、この問題には自信があります。
今までブドウの樹の生長を見ていて
品種によって、葉っぱの形、枝の色、成長の仕方などなど全然違うのです。


もう葉っぱはないので、枝の色などを見ながら
カベルネの畑を歩き始めます。


・・・・・・・・・・!?


「あった。発見!!ココです!!」

メルロー
これがメルロー。
メルローは、真っすぐ上に伸びて、スリムな垣根になっています。


一方カベルネは・・・
カベルネ
新梢が出てきて、誘引の時期にはかなり生育が旺盛で
上に伸びず横に伸びていました。
それを上に向かうように誘引したので
少し外側に膨らんでいます。 



「正解です

と一瞬ほほ笑むトッシー。(私にはそう見えました)


少しはトッシーも見直してくれたかしら?
とはいえ、まだまだ学ぶことは盛りだくさん!!

来週のファームも楽しみです






P,S
今回は教わったことが満載で
みなさんに正確に伝えたかったので、アップに時間がかかってしまいました。

ごめんなさい。

来週のファームも水曜日になります!
よろしくお願いします!!

















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